2009年5月3日発行
東京の星空観察「月面観察」 №60
日時:2009年5月2日(土)17:00~19:45
フィールド:神宮外苑

 ゴールデンウィーク後半の土曜日(5月2日)の午後5時。西日が眩い飯田橋駅西口改札前に「月面観察」イベント参加の子どもやお母さん、お父さん達がやってきました。子ども14名、大人10名がにぎやかにセントラルプラザのエレベータに乗りこむ。行先は天体望遠鏡の組立制作を行う東京ボランティア・市民活動センターのフリースペース。

東京ボランティア・市民活動センター 連休中の土曜日です


 早速、天体望遠鏡のパッケージを開け、説明書をじっくり読むお父さん、どんなものが入っているのかチェックに忙しいお母さんたちの脇で子どもたちは早く望遠鏡を組立たくてうずうずしている。
5分ほど時間が過ぎるとみんな夢中で天体望遠鏡を組み立て始めたが接眼レンズの組み合わせに悩んだり、「ここはどうするのかな」と組立の要領に戸惑う子どもたちもいましたが30分ほどで全員が無事に天体望遠鏡を完成させることが出来ました。
 400年前ガリレオ・ガリレイが手製の望遠鏡を使って、まずは身近な天体「月」を観察することから始まり太陽系の惑星や銀河などを観察し宇宙への扉を開いた話や月に関しての質問などをした後、全員で神宮外苑へ向かいました。
 信濃町駅でキッズ探検隊の子どもとお母さんと合流して本日の天体観測フィールドとなる神宮外苑の絵画館前広場に向かう。空高く見える月を見ながら、ウサギの模様の話や月は何時も一面しか見えないことなどを子どもたち同士で話をしているうちにフィールドに到着。
 先ほど組み立てた天体望遠鏡を取り出し、月を見て歓声をあげる子どもとお母さん方。15倍という低倍率の天体望遠鏡ではあるがガリレオ・ガリレイが制作した天体望遠鏡と同じ倍率で月を見ることでガリレオが驚いたと同じ体験を参加者全員で追体験することができました。
 水晶のようにつるつるした球体と思われていた月がガリレオによって月は滑らかではなく地球と同じように山や谷があること、またクレーターがあることなどを発見した。400年後の僕たちも、今日ここでガリレオと同じ体験を重ねて、みんな感動していました。
 また天体望遠鏡で月のクレーターを携帯電話のカメラで撮影し奇麗に撮れたわと喜ぶお母さん、なかなか上手く撮れないと何度も挑戦するお母さん方は、かなり盛り上がっていました。
 そんな賑やかでちょっぴり騒がしい月面観察も終了の時間を迎えました。月の横にかすかに見える土星も全員で観察した本日の天体観察、参加された皆さんは満足できましたか?ぜひ次回の木星観察でお会いしたときに感想を教えてください。
Copyright 鈴木 真哉